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経済比較を検証
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消費電力の少ないLEDを使用した場合に、初期投資、ランニングコストも含め実際どのくらい削減出来るのか検証してみました。新規に設置した場合や既存照明からLEDに交換した場合、さらに、初期工事費を含めた概算見積りを照査します。
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電気料金の算出方法(概算ですが意外に簡単です) |
ここで重要な事は、過去1年間分の電気料金を揃える事です。夏場、冬場では電力の使用状況が異なりますので1年(12ヶ月)の平均単価で算出してみましょう!
電気料金単価は?
※総電力量÷1年間の合計電気料金=電気料金単価(概算値)
※1年間の明細書が無い場合には下記を電気料金単価として下さい(あくまでの目安です)
・一般家庭、オフィス等→1Wあたり0.021円/W
・小、中規模工場等→1Wあたり0.018円/W
・大規模施設→1Wあたり0.016円/W
年間電気料金の算出は?
消費電力×設置台数×点灯時間×年間稼働日数×電気料金単価=年間電気料金 |
LED蛍光灯の経済比較(電気代だけで比較してみました) |
40Wの既存蛍光灯とLED20W(40W相当)で検証してみます。検証条件は下記の通り設定します
検討 |
使用場所 |
現状使用ランプ |
ランプ
消費電力 |
設置台数 |
点灯時間
(1日) |
年間稼働
(1年) |
概算電気料金
単価 |
① |
オフィス |
FLR40
(一般蛍光灯) |
40W/本 |
50台 |
12時間 |
365日 |
0.021円/W |
② |
LedLine20N
LED蛍光灯40W相当 |
20W/本 |
一般蛍光灯の年間電気料金を算出式にあてはめます
①40W×50台×12時間×365日×0.021円=183,960円の年間電気料金が発生します
LED蛍光灯に交換した場合の電気料金を算出
②20W×50台×12時間×365日×0.021円=91,980円の年間電気料金、一般蛍光灯の50%削減
★LEDの比較はこれからが重要!
LED蛍光灯は安定器取外し工事日が必要で一般蛍光灯はランプ交換が必要になります |
初期投資+ランニングコスト=トータルコストでLED蛍光灯を検証 |
※使用期間を4年間で設定してみました
※トータル検証内容は既存蛍光灯(器具)からLED蛍光灯へ交換した場合(諸経費含まず概算工事費)
検討 |
電気代
(4年) |
初期費用
(器具) |
初期費用
(ランプ50本) |
ランプ交換費
(50本) |
LED交換工事費
(50本) |
トータル費用
(4年) |
削減率
(%) |
一般蛍光灯 |
735,840円 |
0円 |
0円 |
45,000円
(1本900円) |
0円 |
780,840円 |
--- |
LED蛍光灯 |
367,920円 |
0円 |
240,000円
(1本4,800円) |
0円 |
50,000円
(1本1,000円) |
657,920円 |
15.7% |
※一般蛍光灯の4年間での交換回数は1~2回(概算では1回)
※新規で蛍光灯(器具)又はLED蛍光灯を設置した場合(諸経費含まず概算工事費)
検討 |
電気代
(4年) |
初期費用
(器具) |
初期費用
(ランプ50本) |
ランプ交換費
(50本) |
LED交換工事費
(50本) |
トータル費用
(4年) |
削減率
(%) |
一般蛍光灯 |
735,840円 |
125,000円
(1基2,500円) |
45,000円
(1本900円) |
45,000円
(1本900円) |
0円 |
905,840円 |
--- |
LED蛍光灯 |
367,920円 |
125,000円
(1基2,500円) |
240,000円
(1本4,800円) |
0円 |
0円 |
732,920円 |
22.9% |
※蛍光灯器具は概算値です |
LED蛍光灯検証で確認出来た事 |
・既存一般蛍光灯からLED蛍光灯に交換した場合には4年未満でLED費用償却いたします
(長期的なビジョンで経費削減につながります、電気代削減は設置時点で発生いたします)
・但し、LEDの寿命時間は40,000時間ですので概ね9年程度の点灯時間です
・新規で設置する場合には、LED蛍光灯で約23%も削減できますのでお勧めです
・LED蛍光灯のメリットままだまだございます。LEDのメリット(良いところ)をご紹介 |
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